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ヤマト「さてと…暴れる奴もおったが思うたよりも静かに事が終わって良かったからわい」
キスケ「まあ…主のタメに集まった方々ばかりですからね。逆に裏切るような方は居ないかと」
ダンテ「みんな今日は御苦労。悪いんだが先に帰っててくれ。やることがまだあるからな」
まゆり「ふわぁ~…。時差ボケのせいで眠いのだぁ…」
サクラ「それじゃ先に帰るのです。お兄ちゃんも遅くならないようにしてくださいよ?」
まゆりが空間を裂く。
ダンテ「悪い…。すぐに帰るから心配すんな…」
ナツメ「それではお先に」
ヤマト「のぉ、ダンテ。本当に世界平和なんて成し遂げられるんかのぉ」
ダンテ「どうだろうな。俺は可能だと思うぞ?あのスゴい面子なんだ。出来ないことを逆に考えてみてくれよ」
ヤマト「カッカカカ。その頭領の隠し刀と思うと光栄じゃよ」
ダンテ「俺もだよ。お前らみたいな隠し刀が懐にあって嬉しいよ。だがな…アイツらとだけは下手に喧嘩なさるな?」
キスケ「は…はは…」
まゆり達が裂け目の中へと入って行く。
レーナ「ダンテも大変だね。これからはふたつ両立してかなきゃなんないんだもんね」
ダンテ「そうかもな。だが…不思議と苦に思えない。やっぱり、どちらもこよなく愛してやまないからだろうな」
ダンテが背もたれに寄り掛かる。
ダンテ「でもよ…ふたつじゃなくてみっつになるんだよ…」
レーナ「ふぇ…?」
ダンテ「愛すべき未来の妻との生活も入れなきゃだろ?」
レーナ「もう…ダンテのバカ…」
ダンテ「そうとなったら俺も体が保つか心配で仕方ない。ということで、今のうちに練習しとこうか」
ダンテがいきなりレーナを抱っこする。
レーナ「なっ…何を…」
ダンテ「最近、忙しくて御無沙汰だったからな。構わんだろ?」
レーナ「まっ…待ったダンテ!今回はその…!一応、前にちゃんとシャワーとか…」
ダンテ「おお、そうだったな。なら、一緒に風呂に入ろう。まずはそっからだ」
レーナ「ち…違う違う違う!こんがらがってきたけど…って本当に待ったダンテっ!」
ダンテがレーナの口を口付けして塞ぐ。
ダンテ「待ったは無し」
レーナ「ダン…」
ダンテはそのままレーナを部屋に連れ込む。
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