結成 真・剣帝衆

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  ヤマト「今更じゃが、どうしてリュウエンは参加する気になったんじゃ?」 リュウエン「言っただろ…。ダンテとは…既に義兄弟の関係なんだ…。断る理由が無かった…」 シロン「それは表向き。裏向きは強い奴らと戦いたい。そうなんだろリュウエン?」 リュウエン「ふん…。よく存知ているじゃないか…?それもあるな…」 ダンテ「だから言っただろ?間違えた道に行こうとした奴は俺かリュウエンが斬る。だから選んだ」 シロンが苦笑いする。 ブレイド「裏切りのある前提で『剣帝衆』を作られたんですかアナタは…?」 ダンテ「ラークみたいな腹黒キャラは組織には必要だ。捻くれ者、忠誠者、弄られるアホ。ドイツも必要な面子だが裏切られないという保障は無い」 リュウエン「ふん…。先に帰るが…構わないか…?」 ダンテ「良いぞ?戦うこと以外の雑務はシロンにやらせるからな」 シロン「副長ってそういう役割なのっ!?」 リュウエンは空間を裂く。 そのまま裂け目にリュウエンは消える。 シロン「おい、待てダンテっ!副長のポジションってそういうことなのかっ!?副頭領のやる仕事を俺がやるのかっ!?」 ダンテ「言わなかった?」  シロン「言ってねぇよっ!何考えてんだよてめぇっ!俺は世界政府の軍事機関の大将なんだぞっ!?ただでさえ、クソ忙しいって言うのに何でこっちの仕事もしなきゃなんねぇんだよっ!」 ダンテ「引き受けたんだからワガママ言うなよな?」 シロン「ハメたな!?さてはハメたんだなっ!?てめぇふざけやがってこのぉっ…」 ヤマトとナツメがシロンを抑える。 シロン「放さねぇかっ!アイツを殴らないと気が済まないっ!」 ヤマト「落ち着かんか情けない。お主は副長に皆から選ばれたんじゃぞ?」 ナツメ「そうだとも。名誉なことではないか?あの面子に真っ先に選ばれたのだから、誇りに思うべきだ」 ヤマト「ダンテを殴るのは筋違いだろ。ダンテもお主を選んだんじゃ。鼻が高いんじゃないのかシロン?」 シロン「ぬぅっ…」 シロンが深呼吸する。 ブレイド「そうですシロン。短気なのはよくありませんよ?大人になられてください」 シロン「けっ…」  
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