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そして……
―合格発表日―
桜井「あ……受かってた」
なんと受かってたらしい
やっぱり元女子校なだけあって周りは女の子ばかり
男子は数える程しかいない。
男1「落ちたー!」
男2「たたもだよ」
男1「まぁ、いいか。
私立あるし、しかもここ共学のくせに男子少ないらしいしさ」
負け惜しみにしか聞こえない。
まぁ、いいか。
とりあえず、合格手続きなどしに行こう
校舎は、広くて綺麗だった…。
さすが女子校だっただけあるなと
男子トイレはやっぱりまだ少なく各階に一個ずつ
職員室のある階には男性教師も数人いるだけあって、二個ずつあるみたいだ
さて、事務室行くかな
いく途中、色んな人を見たが、女の子ばかり。
最早男子は俺だけじゃないのか?
と思うくらいだった
先生「えっと、受験番号~~の桜井耀介くんね…
………えっ!?」
桜井「どうかしたんですか?」
先生「いや、何も…」
(まさか、男子一人だけなんて…)
先生「えと、桜井くんは9組みたいだね
この学校は出席番号女子からだから一番最後だよ」
桜井「はぁ。」
35番か…
そこそこの人数かな
それより、他にちょっとは男子いるだろうに俺最後かよ…
先生「教科書とかはあそこで買ってね
じゃあ、気を付けて。」
桜井「はい、ありがとうございました。」
教科書とか買ったら帰るかな
ってか、マジで受かるとは思わなかったけど…
店員「ありがとうございました」
教科書を買い、電車に乗って帰宅した。
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