あり得ない病

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  ここは、僕、木嶋 智が勤務する男子高。     きっと、他の学校とは、あまり変わらないんだろうな。   先生も生徒も、皆、元気で優しい人たちばかり。     でも…唯一、違う事があるんだ。それは…     「やっ…マズい、ここではぁ…」     僕の身体が…おかしくなる。   なぜって…僕は、あり得ない病にかかってしまっているから。     今は…廊下にいるから… な、なんとか、どこかへっ…     「智くん!?大丈夫か!?」     黒川先生が、気づいてくださった。 黒川先生は、僕より少し歳上の優しく、背の高い先生。      「先生…身体…」   「わかった。すぐに『処置』してあげるからね」       黒川先生は、近くの空いた教室へ僕を連れていく。     「はぁ…はぁ…せ、先生…」   「智…さぁ脱ぐんだ」     僕はベルトを外すと、一気にズボンと下着を下げてしまった。     教師が、一体何をしているんだ!!?って…?     ごめんなさい…これが、僕の病気なんだ。
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