悲劇の始まり

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「いい…朝ですね。」 そこには、タキシードを着た若い男がいた。 男がいるのは高層ビルの屋上。 「さて……『色』を撒きましょう。色が当たった人々よ……頑張って下さいね。」 男は独り言を終え、ポケットから袋を取り出すと 中身をばらまいた。 これは……言うなれば “悲劇の種”――……。
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