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「はぁ?バカじゃねぇのか。いまのところ俺が学校にいく理由なんてあるわけないだろ。帰宅部で理由があるやつがいるとしたら、そいつはただのガリ勉野郎か恋人といちゃついてるかのどちらか以外考えられん。」
「どこのインチキ解説者だ、お前は。」
「はっはっは。」
と、誰がどうみたってくだらんアホトークをしている間に俺たちは学校へたどり着いた。というよりたどり着いちまったという表現のほうが正しいかもしれない。
「はぁ」
思わずため息がこぼれた
授業が辛いとか眠いとかそんなミジンコくらいの理由でため息をこぼすやつをうらやましくおもうね。まぁ、俺も昔はその1人だったんだが、今はその程度ならアリから噛まれたくらいにしか気にならない。
なんせ俺には、地球消滅の危機にさらされているかのような憂鬱が毎日のように訪れるわけだからな。
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