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沙樹には想いを寄せる人がいた。 三年生の悠貴である。 成績はあまり良いとは言えなかったが、運動はとても出来た。 友達といえば、男女クラス学年の壁を越え沢山いた。 彼が居ればそこに輪が出来た。 沙樹はそれをいつも遠くから見ていた。
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