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そろそろ卒業になるある日、沙樹は当たって砕けようと思った。 下校中も悠貴は輪の中にあった。 一人減り二人減り、悠貴の家の近くまで来て、ようやく悠貴は一人になった。 沙樹は少し躊躇った。 こんな私が人気者の悠貴に?と、少し怖くなったのだ。
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