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私が落ちているのは四角い建物の中のようだ。
体感的にかなりの高さを落下しているようなので、ビルのような建物なのだろうか。
いや、地下に向かって伸びている穴なのかもしれない。
どちらにしろこちらからでは外のことはわからない。
建物の中は仄白く、明かり取りの窓もないのにぼんやりと明るかった。
左右の壁は遠く、突起も継ぎ目もなく滑らかだ。
手足をばたつかせても当然壁との距離が縮まるわけでもなく、身動きできず諦める。
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