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「特別に俺達の本来の姿を見せてろう。」
「冥土の土産ってやつ?でももう死んでるか。」
すると見る見るうちに2人の体が光に包まれ、現れたのは天使の女と悪魔の男ではなかった。
「死後の世界なんてお伽話だと信じてなかったが、本当に『スピリチュアルセンチュリー』があり天界と地獄がある。
そして2つを纏める精霊界の王…。」
「良く知ってるじゃん。」
「俺達がその精霊界の王だ。」
そう言う2人の男女の姿は、男が白い翼と金色の瞳と髪で、全身を白の服で包んでいるおり、女は黒い翼と赤い瞳に黒い髪、そして赤いドレスを着ていた。
「神王と魔王…。」
「あぁそうだ。」
「それじゃあバイバイー。」
魔王である女が笑顔で手を振ると魂は完全にこの世界から消滅した。
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