●第一話

3/5
前へ
/21ページ
次へ
「んじゃ、俺はこれで」 と、言うと恵斗は走って体育館へ向かった。 「男子バレー部ってここでいいんだよな?」 恵斗は体育館前でうろうろしていた。 「勝手に入っていいんだろうか…」 などとブツブツ言っていたら 「オイ。」 と、声をかけられた。 声の主は身長190cmはあり、黒髪短髪でこちらを睨んでいた。 「あ、あの、男子バレー部ってここですか?」 恵斗が聞くと 「何の様だ、糞餓鬼。」 と、間髪入れずに言われた。 『…この人ヤクザ?』 などと思ったら後ろから声がした。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加