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目が覚めたのは病室のベッドの上だった。真っ白な天井、真っ白な壁、そして隣では担任の教師が本を読んでいた
裕太「あれ…どうしてここに」
裕太の声に気付き、先生がこちらを見た。その顔は、どこか軽蔑されているように感じた。
「なぁ、どうしてこんなことをしてしまったんだ?」
裕太には意味が分からなかった。話を聞いていくうちに、その意味を理解していった。
それは、あの日の放課後。先生がたまたま校舎裏を歩いていたとき、突然叫び声が聞こえた。あわてて駆けつけると、生徒の一人がこちらに向かって走ってきた
「ハァ…こ…殺される!!あいつ…ウアアアアアアアアア!!!!」
そう叫んで生徒は走って逃げていった。生徒が来たほうを見てみると4人の生徒が倒れていた。そしてそこに裕太がいた。裕太は全身血まみれで空に向かって2度遠吠えをして、そしてすぐに倒れてしまった
生徒は重症だった。そのうち最も重症だった一人は、喉元を噛みちぎられていたようだ。残りの3人も指を引きちぎられたり、足の肉をちぎられたり等の重症だった
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