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それから何日か経ったある日、裕太はふとテレビに目をやった。見覚えのある風景だった。
裕太「がっ…こう…?」
そこには裕太が通っていた学校が映っていた。画面の中心でレポーターが叫んでいた。
「こちらは現場です!!現在、連続殺人事件で指名手配中の、糸田 雄馬(イトダ ユウマ)がこの学校に立てこもっています!」
そう言い終わった瞬間、ガラスの割れる音がした。画面の端から関係者が出て来て、レポーターに紙を渡した。
「現在入った情報によりますと…犯人は学校の生徒を数人、人質にとっている模様です!また、情報が入り次第お伝えします!」
スタジオにカメラがもどり、コメンテーター達は、まるで違う世界かのようにコメントをしていた。
裕太「まっ、俺には関係ないか。」
そう言い、裕太は部屋に入って寝入ってしまった。
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