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猫
毎日 訪れる茶色の訪問者は とても気まぐれ
ある時は朝に ある時は夕暮れに 気ままにやってくる
いつも 毛繕いか すやすやと眠っているかで
私のことなど 気にもとめない
でも この距離感は嫌いじゃないな
だって 訪れるときは いつだって少し寂しいときだから
何も言わずに ただそこにいて 慰めてくれているみたい
ふわふわと呼吸する身体を見つめながら いのちを感じる
私たち 生きているのよね
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