記憶

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記憶

人は皆 生まれてくるとき“忘却の水”を飲むという それでも 忘れずにいる記憶があるのなら 忘れたくなかったのか 忘れることができなかったのか あまりにも深く 魂に 刻まれていたのだろうか 永遠に休むことのない旅人は いつも空に憧れる 安らぎの記憶があるから とても 懐かしいから そこには きっと あなたがいるから…
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