プロローグ

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「ん…うぅ」 目が、覚める。 目の前に広がる天井を眺め、私はぼんやりと夢の内容を思い出していた。 (あの夢は…一体…) 暖かい声、巨大な木。 木が色々と語り掛けてきていた。 マナの力を巡る攻防や、過去に起こった戦乱、そして。 「愛…」 夢で語り掛けてきた木は自分の事を『愛』と名乗っていた。 『愛』とは一体、そしてその言葉に隠された真意とは、一体---。
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