プロローグ

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「…起きよ」 思考を止め腕を使い、むくりと身体を起こす。 ベッドを離れると、部屋の端に置かれている植木の傍に行き、語り掛ける。これは毎日の日課。 「おはよう、サボテン君」 「……………」 いつも通りの反応に笑みを零し、私は2階を後にした。
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