誰がために

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しかしながら教室にはあまり……いや、全然人がいない。 部活あるやつは部室で食べるし、他のやつは帰ったり、食べに出かけた。 ぶっちゃけ寂しいのである。 まぁ、たまには一人の食事もいいか そしてオレは千秋弁当を取り出す。 「翔~」 「何だ上。我が千秋弁当タイムを邪魔するとは良い度胸だ」 「おぉ!今回は覚えてくれてた!?感激だ!」 どうやら上は委員会の集まりに行ってたらしい。こう見えて上は文化祭委員会に所属している。 「そういやもうそろそろ文化祭か……」 「そうなんだよ。早いところ案を決めなきゃめんどくさいんだよ。なんかあるか翔?」 文化祭か。よくアニメや漫画だとメイド喫茶とかコスプレ喫茶とかやってるけど……ぶっちゃけ楽しくなさそうだ。いや、見てみたい気持ちはあるが、楽しめるかどうかって話は別だろう。 「無難にお化け屋敷とかはどうだ?」 「お化け屋敷かぁ……あれだろ?秘密の休憩室があって、男女が入っていく」 それなんてNiceboat 「まぁ俺たち二人で話しても意味ないよな。それにしても唐揚げが美味い。流石千秋」 「まぁ、確かにそれは思うけど。なんか画期的な案はないものかな。ところでその唐揚げくr「イヤダ」」
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