32人が本棚に入れています
本棚に追加
食欲がなかったからかもう一度眠りにつき、朝になっていた。
軍服に着替え、時間が少しあった。
ザックスが言っていた。
『腹が減っては戦は出来ぬ』
だから、少しだけご飯を食べた。
体が軽くなった気がする。
今日は誰と組むんだろう。
訓練室に向かい、椅子に座る。
1stの男が現れたが、合格者9名に紙をわたされる。
「すまないが、試験のメニューが変更になった。どんなことするかは秘密になっている。順番に名前を呼び、トレーニングルームに向かって試験を行う。では5番から、来い」
メニューは変わると言うが何をするのだろうと、緊張が高まる。
そして30分たってから、次の人が呼ばれた。
そして次と、呼ばれる人が早くなる。
そんなに難しい試験なんだろうか。
そして、とうとう自分の名前が呼ばれた。
移動して、トレーニングルームに辿り着いたが、怪我をして気を失って運ばれていた。
寒気が来るようにゾクッと感じた。
室に入り、1stの男からブロンドソードをわたされた。
「幸運を祈る」
と室から出た。
何か嫌な予感がした。
最初のコメントを投稿しよう!