お留守番

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「できるじゃないか よしよし。」 可愛くて つい 俺も調子に乗り 美幸の頭を撫でてしまい 直後に (まずい・・・) と手を止めたが 美幸は俺を振り仰いで  「ありがとう 兄さん。」 と ステキな笑顔を見せてくれた。 (か かわいい・・・) この辺りで もう俺は この新しくできた義妹にいちころになってしまっていた。 それから 数問 勉強をみてやった後 「ありがとう すごく助かっちゃった。」 と 美幸は椅子を立った。 (もう 終わりか・・・) もっと 居てほしいとさえ 思い始めた俺の脇をすり抜けるように ドアの前に立つと 「それから・・・ このお部屋・・・面白い! ふふっ また 遊びに来てもいい?」 と いたずらっぽい笑顔で 振り向く。
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