出会い

8/22
前へ
/533ページ
次へ
(あれ、私何でこんなムキになってんだろ…おじさん好きって思われたくないから…だよね、きっと。) 西島『みなさん、はじめまして。2組を受け持ちます、西島拓也です。よろしくお願いしますね』 西島先生は挨拶をして、みんなに笑顔を振り撒いた。 (そうだよね、別に私にだけ笑顔を振りまくわけじゃないよね…あれ、、何でこんな気持ち?意味が分からない…もういいや、私には髪サラサライケメンが居るし) 正直、この後の話はあんまり覚えていない。3組の担任が紹介された事や、色んな人の挨拶があった事‐ ボーッとしていて、気付いた時には式は終わっていたのだ。 明日香『唯!何ボーッとしてんの?早く教室戻るよ!置いてくよー』 唯『あ、待ってよー。明日香ー。』 私達は教室へと戻った 席につくと、前に座っている男のこが話かけてきた。 中田『俺、中田健二!よろしくね!中村さん』 唯『うん、よろしくね』 中田は顔は普通で、笑顔が可愛い、でもあまり興味がなかったので、素っ気なく挨拶をした 中田『ね、唯ちゃん。彼氏とか居るの?』 馴れ馴れしい… いきなり唯ちゃんて… しかも彼氏て… デリカシーないな‐
/533ページ

最初のコメントを投稿しよう!

425人が本棚に入れています
本棚に追加