魔法使いの場合

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(この辺りのはず…) 学校が終わってから10分ほど探しているが未だに見つからない… ふと右をみるとどこかの家元を表していそうな表札に『九条』と書かれているのを見つけた。 その家の外観はごく普通の家であり、庭には、色とりどりの草花が咲いていた。 「…やっぱり嘘だな」 そうつぶやいてチャイムを鳴らした。 『ピンポーン』 ……………………… いつまでたっても誰も出て来ない。 (留守か?) そう思い帰ろうと思った時、何かがぶつかる音と共に九条の家の窓にひびが入った。
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