第二章 「復讐」

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ドタドタッ!!! ガンガンッ! 男「なっ、仲本さんっ!」 アタフタに慌てた男が勢いよく扉をあける… 仲本「なんじゃ~わりゃ~? やっかましぃのぉ~」 酒をくらいながら女とジャレていた仲本が険しい顔で振り返えながら呟く… 男「すっ、すいません! さっき表通りで一人ドタマかち割ましたやん!?」 仲本「それがどないしたんや?」 男「はいっ!そ、そいつに田島と若島が今さっきどエラいえげつないやり方でヤラレましたっ!!」 仲本「…………うっ!」 「おぉ~…お前はやっぱりええ女やのぉ~…はぁ~~…」 「……………」 シュッ!!! 上着を羽織り仲本が立ち上がる… ガシッ!!!! 男「うっ!!」 仲本が無言のまま男の禁玉をわしづかんだ… 仲本「なんや…われ?ちゃんと玉ついとんがな… んで田島らがヤラレんのん黙って見て見ぬフリして来たんか??」 ギュッ!! 男「ひゃっ!す、すんませんです!あまりにも残酷で… ど、どないする事も出来ずで… ほ、本間すんません!」 ブチュ… 鈍い音と同時に男がうなる… 男「うっ!うわぁぁああ! 」 仲本がわしづかみにしていた男の禁玉を思いきり握り潰す… ガシッ!! 仲本が喚き散らす男の口に置いてあったタバコを ほうり込む…男「ぅぅぅ~」 仲本「んなぁ使えん根性ナシの玉は必要ないやろ… 俺が今一個潰したったで…」 わめき立てる男を睨みつけ仲本が呟く… 仲本「今すぐその場所へ案内せ~っ!!!!」
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