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陣「俺は真姫のこと嫌いじゃないよ。いや真姫の周りの皆かな?」
真姫「分かんないのよ。みんな私のことをホントは嫌ってるんだわ!」
陣「真姫」
俺は真姫の頭を優しく撫でながら呼び掛ける
真姫「なに…」
陣「俺がお前のことを嫌ってると思うか?」
真姫「ううん」
真姫は俺の腕の中で顔を振った
陣「縷々や銀が真姫のこと嫌いだと思うか?」
真姫「ううん」
陣「それじゃあそれで良いじゃないか。俺達は真姫のことを嫌いにならない」
真姫は埋めていた顔を出し俺のことを見た
真姫「ほんとう?」
陣「あぁ本当だ」
真姫「………うぅ」
また俺の胸に顔を埋めて真姫は泣いた
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