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お経が始まった。
今日は雨は降らないみたいだ。
その代わり集まった人々の目から涙がたくさん流れてた。
俺もいつの間にか涙が流れていたがしっかりと送った。
式は終わりハルキは霊柩車の中へ。
クラクションが鳴り響き、皿が割れ霊柩車は発進した。
そして、俺たちは車やバスに乗り火葬場に向かった。
バスの中はすすり泣く声があちらこちらから聞こえる。
重い空気のままバスは走った。
数分後バスは停車した。
こんなに近くの場所に火葬場があるなんて知らなかった。
バスから降り、みんなでハルキを霊柩車から降ろした。
そしてハルキの棺は着火場に置かれた。
これが本当の本当にハルキとの別れ。
龍二「じゃぁなハルキ。」
ハルキとの思い出写真を棺に入れた。
そして俺は壁がわに移動した。
代わる代わる最後の別れたを終えていく。
最後にハルキの母が別れをする。
ハルキ母「ハルキ元気でね。ちゃんとおばあちゃん達の所へ行くんだよ…」
すすり泣きをしながら棺の中に靴やお金、ハルキの服等を入れ一歩下がった。
そして、ハルキは燃やされ灰になった。
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