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「ところで綾子先生が来るなんて珍しいですね。テスト対策プリントはできたんですか?」
「お前は100点取るからなしで大丈夫か?」
「いやいや、オール100目指してますから」
嫌がらせトークしやがって。
僕だって学年で10番以内に入ってるんだぞ。
「まあ伊達くんもいらないかな」
「副会長だってスーパーマンじゃないんですからね」
「伊達、お茶」
「桜井です」
そう言いながらも冷蔵庫からお茶を取り出す。
各自ペットボトルに名前を書くのが決まりだ。
書かないと飲まれる。
「あ、名前書いてないそれ私のだ」
「じゃあ私はコーラかな。伊達くん私のもお願い」
「あの、あんまりパシらないでもらえます?」
一度パシると癖になりそうで。
というか綾子先生が来る理由はなんだ?
というか今はテスト期間……
「あ!」
「どうした伊達」
「桜井です。今はテスト期間だから集まる必要ないじゃないですか」
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