3人が本棚に入れています
本棚に追加
戦友
リーズはレゾンにつれられて廃墟の工場にいる
「リーズ:ここが君の住処か……?」
「レゾン:そういう事にしている。こっちだ。」
レゾンはさらに奥へと進んでいく。リーズは後を追いながらレゾンを観察していた。
「リーズ:(…身長約165以上、髪型、逆立ってはいない、普通だな……瞳、髪、黒………主に武器は刀……服装は黒衣…)……。」
「レゾン:…ここ。」
気がつくとそこには生活感で彩られた空間があった。
「リーズ:ふぅん……(意外としっかりしてるんだな)。」
廃墟の工場2F 奥の小さな部屋にその空間は在していた。レゾンが蛍光灯の灯りをつけると、家具用品がよく見て取れた。
ベッド、ラジオ、小さい冷蔵庫、ガスコンロ、電気用品のコンセントは1つの小さい謎の鉄の正方形に集められていた。
「レゾン:そこら辺に腰掛けて。その盾も外したらどうだ。」
リーズは言われるがまま、聖盾を下ろし、近くの椅子に腰掛けた。
「レゾン:………それで、なんでこの町に訪れた?」
「リーズ:………。」
「レゾン:その盾…聖盾ガマリエル…か?」
「リーズ:!なぜそれを!?」
「レゾン:実物ではないが知り合いに画像を見せてもらったことがあった。」
最初のコメントを投稿しよう!