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情報屋
途中凶暴化した野犬に追いかけられたが、すぐに振り切った。特注品のバイクには流石に適わなかったようだ。
「レゾン:少し揺れるぞ。」
「リーズ:……。(だいぶ山奥に入ってきたな。)」
山奥に入ってバイクを走らせること約5分。
三角形上に3つ並んだ岩の辺りでバイクを止めた。
レゾンはバイクを降りると3つ並んだ岩の中心で何かを探りはじめた。
「レゾン:確か……あった。」
草の茂みに何かを探し当てると、リーズを手招きでよんだ。
「レゾン:素早くはいれ。」
「リーズ:入れって…」
レゾンが草の茂みに見せかけた隠し扉を開く。すぐに納得したリーズは素早く中に入る。
長い階段を降りた先には、機械しがない部屋が広がっていた。
何人もの学者たちが動いていそうだが、誰一人として存在していなかった。
「リーズ:こんな山奥にここまで機械が動いているとは………電気はどうしてるんだ?」
山道を走っている間、電柱やらコードやらなんかは1つもみあたらなかった。
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