情報屋

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「レゾン:そのうち分かる。」 「リーズ:???」 近くにあったエレベーターにのり、B5のボタンを押す。 「リーズ:彼は科学者か何かなのか?」 「レゾン:本人は科学者と名乗った事はないな。どこかの情報屋をしていると聞いたことはあるが……。」 エレベーターがB5で明かりを灯した。 ドアが開くと、様々な機械が姿を現わした。 その電子機器の真ん中に1人の男が大きなキーボードを高速で指で叩いていた。 「???:……レゾンか。何のようだ。」 男は後ろを向かずにに話しかけてきた。 「レゾン:電気造機のバッテリーが下がってきたから補充しに。」 「???:もうそんな時か。」 男が座ったまま後ろを振り返る。男の特徴は身長約170cm、灰色の髪、青い瞳にメガネ。学者のような白衣。 「???:ほう…君が他の人間を連れてくるとは驚きだ。」 男はニヤリと笑う 「レゾン:驚いているようには見えんが…この人は戦友だ。」 「???:戦友……戦いの中、絆を結んだ友…ねぇ……。」 男はまたニヤリと笑った。
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