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「あなたも、同じなんだ。だから、死んでしまえば良い……」
侵入者は手に持つ物を構え、さらに少年に近づく。少年は手で必死に後退りするも、それはただの足掻きに過ぎなかった。
「来るな、来るなぁ!」
少年が言う間にも、侵入者は手に持った物――巨大な鎌を、降り下ろそうとする。
そして。
「死んでしまえ、死んでしまえ、しんでしまえ、しんで、シンデ、シネェェェェェ!!」
侵入者は大きな口を目一杯開いて叫び、
巨大な鎌を、少年に向けて、振り下げた。
「ああぁ……!!」
そして、直後に聞こえたのは……
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