信頼の国~イリア~

2/22
前へ
/49ページ
次へ
朝 「ん…くぁ……」 先に目を醒ましたアキラかるくのびをしてあくびをこらえる 「地面冷たいし固いし虫いるし頭痛いしであまり眠れなかった」 アキラは朝から文句垂れ流しているがマリアはいまだに熟睡している 「…こうやって見ると可愛いんだよな …胸無いけど」 失礼なことこの上ないがマリアは寝ているため聞いていない 「俺どちらかというと巨乳好きだからな…」 まじまじとマリアの胸元を見つめるアキラは他人から見たら変態以外の何者でもないだろう 「もっとボインで顔うずめられるくらいあったらな…」 そろそろ自重すべきだとは思うが朝の男の暴走は止まらない 「どう見てもこれは平坦だよな… AAAサイズかな…?」 この時まだアキラは気付いていない 魔王が目覚め始めていることに 「まぁここまでまっ平らなら動きやすいだろうな」 「………そうね…人を殴るのには邪魔にならないわね」 「そりゃ戦闘向……きだ…な…?」 「歯食いしばりなさい」 アキラ異世界にて初の二度寝であった
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

462人が本棚に入れています
本棚に追加