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――その後の事は予想して頂ければわかるだろう。
監督は相手を殴りはしなかったものの、胸ぐらを掴んだ後に相手の監督を突き飛ばして、自分のベンチへ戻っていった。
監督はその後終始、本当は殴り倒したかった、そう言わんばかりの様子だった。
そしてマウンドでは乱闘になり、審判にすぐに止められたものの、来栖高校の数名は止めた審判を殴って大興学院の部員に殴りかかろうとした。
――しかしそれは叶わず、笠蕗先輩に止められて、乱闘は終結した。
１４分の中断を経ての試合再開。晋は、肘に球が直撃したがそのまま試合にで続けた。その回が無得点に終わって、９回の守備につく時にも、歯を食い縛ってマウンドに立ち続け、観客の涙を誘った。
――――結果は２ー８で大興学院の大勝だった。
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