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「今日はこれくらいで……」
よし。今日も帰ったらオンラインゲームでもしよっかな?どうすっかな?とりあえず、明日から始まるテストどうにかしないとな……。
「委員長、明日も勉強会やりましょうね」
赤点なんぞとったら冬休みが補習責めになっちまうからな。ゲームはテスト終わるまで一時放置しとこう……かな?無理だな。今からゲームやりたいし。
「えっ、あっ、その……分かりました」
なんだかんだで委員長との約束があるんだったな。死なない為にちょいとばかし勉強しないとな。
「あっ、さっき言ったトラウマだかリストラの話しましたが、嘘ですよ嘘。勉強したくないあまりに言いましたが、みんなマジになっちゃって今まで切り出せなくてすみませんっス」
俺にはそんな過去はない。いつだって、ゲーム、アニメ、マンガの三種の神器がありますから。
委員長は「天道くん」と私怒ってるオーラを出しながら、ボソッと言った。
「いいじゃないですか委員長。俺は真面目に勉強したし、委員長はそれを望んでいるですよね?」
「えっ、まあ…そうですけど。どうして、それで嘘をつくんですか?」
勉強したくないから嘘つきましたって言ったんですが……厄介なコトになってしまった。危ない橋を渡るが嘘を重ねよう。
「なんだかんだ言って、委員長のミニスカサンタの格好が見たいんですよ」
「お姉ちゃん、どういうコトか事細かく説明してほしいんだけど?」と俺の横にいる柚が笑顔で言った。委員長は「アハハ…」とカワいた笑いを引き攣った顔でしている。
「優にぃ説明して」と促され、俺は隠す必要もないと思い説明したトコロ。
「優にぃ、今から女の子同士の緊急会議があるから、少しの間席外してくれるかな?」
柚、笑顔が恐いよ笑顔が。と、思いつつ、俺は部屋を出た。
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