77人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は、時間を持て余すのは性じゃないので、トイレに行こうとしたトコロ、委員長のお母さんとばったり会って、リビングでお茶を頂いている。
「ふ~ん。優太くんとそんな約束をしたんだ~。どうりで最近嬉しそうと思ったら、これで謎が解けたわ」
委員長のお母さんに下りてきた理由を事細かく説明したトコロ、何故か満足そうな笑みを浮かべていた。
帰ってオンラインゲーム…、いや、今日の気分的にネットゲームかな?とりあえず、勉強は少ししようかな~…?
「でね、優太くん。もし、優太くんのミニスカサンタが決まったら、姫子を押し倒しちゃっていいわよ」
「わかりました。とりあえず、押し倒して反応を伺い…大丈夫だと思ったらヤっちゃっていいんっスか?」
委員長の母さんは「いいわよ。ガンガンしちゃって」と笑いながら言ってくる。
こんな『もし』の話ししても、俺がテストでイイ点数とらなきゃ意味が無いんだけどね。
「優にぃ、もう入って来ていいよー!」と2階から柚の呼ぶ声が聞こえてくる。
どうやら終わったらしいな。声色からして柚の機嫌も直ったようだな。
「うぃ~。ちょっと待っててくれ。あっ、一つだけ質問してもよろしいですか?」
「いいわよ。娘たちのコトなら何でも聞いちゃって!」
「柚を押し倒しても大丈夫ですか?」
こんな質問をする俺が思うのも何だが、オッケーって言ったら少しばかり神経を疑いたくなりますね。
「さすがにダメね」と俺が思っていた答えが返ってきた。俺はお茶を飲み干し、2階に上がって行った。
最初のコメントを投稿しよう!