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司からもらったエロゲーを取り上げられた次の日、アポなしで姫子に乗り込んだ。
姫子の母さんに上げさせてもらいリビングで温かいレモンティーを飲み、二人で気長に姫子か柚が来るのを待っている。
「今日は何しに来たの?勉強会かしら……」
「違います。ちょっと、言いたいコトがありまして……それを言いに、今日は来ました」
「どんなコトかしら?姫子なら、押し倒しても親的に文句はないわよ優太くんならね!」
「前から思ってたんッスが、何で押し倒してイイんッスか?自分の娘さんを?」
「そんなの……優太くんが来る前の日には必ずと言っていいほど部屋の掃除するわ。体重計は何回も乗るのよ!」
ホントに娘の話ししている時の姫子の母さんの顔はイキイキしてるな。
そして俺は鈍感な主人公ではないし、言ってる意味は分かるし、嬉しい。
「私からも質問イイかしら?」
「どうぞ……」
俺はレモンティーを一口飲み、質問に備えて、心を落ち着かせる。
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