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俺は家帰ると約束通りに、西原 瑠璃『紅蓮の一刀』、鈴村 和『漆黒の貴公子』と久しぶりの遊びの小泉 千香『父は偉大』の三人が家に来ていた。
「久しぶりだZE優チン!寂しかったぜェ!!」
……と、言う割には携帯ゲーム機の画面から目を離さずにモンスターハンティングやってるのね!
今日が初の顔合わせだというのにありえんくらい仲良くなってるのは何で?
延長コードに、それぞれの携帯ゲーム機から延びているコンセントが差されている。
「やるなァお二人さん!」
「千香もやるねェ!!私たちの連携について来れるとは!」
「温(ぬる)い!この位の猛獣はスライム並に余裕すぎる!!」
いやいや、強いはずですよたぶん。だって、黄色い毛が逆立ってますよね!!二段階に!!
「おいおい。落とし穴からで、気絶からの復活からの麻痺から毒って、おいおい」
っつうか、今日はそのために来たワケじゃないはずなのに……俺もやりたくなってしまう。
俺は腰を下ろし、三人のハンティングが終わるまで待つコトにした。
「やっと終わったか……で、今日呼んだ理由を話すぞ」
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