君らしく、俺らしく

バカとクリスマス

「…………くん」

やっぱり、『漆黒の貴公子』さんと『紅蓮の一刀』さんでやったクエストは良かったな～。

「……どうくん」

明日、久々の集まってクエストやるんだったよな。やっべぇ、ゲームやりたくなってきた。

「天道くん！」

「あっ、はい！何ッスか委員長？俺、またどっか間違えてましたか？」

「いい加減にしてください。さっきからボーッとして、どうせゲームのコトでも考えてたんでしょ！」

まったくもって、その通りなので言い返せない。ホント、委員長って俺の母さんかよ、って言いたいが前に言ったら激怒されたコトがあったからな。

もしかして、委員長って俺の姉ちゃん？って言っても怒られそうだし、やめとこう。

「だって、俺の性格は竜頭蛇尾だもん。それに、飴と鞭みたいの無いと俺頑張れない性格だから……」

「分かりました」

分かっちゃったんだ。これで、せいぜいとゲームが出来ちゃったりしてね。