キミの声

6/8
前へ
/115ページ
次へ
ピリリッ― どこかで携帯が鳴り響いた。 何だよ…。 「…携帯、亮の?」 「いや、ちゃう。俺のあそこにおいてるし」 「私もだよ?」 「…えーやん。続けよ」 興奮気味に話す亮のキスをかわした私は ベッドから降りて携帯を探し始めた。 「…どこだろ」 何でだか分からない。 いつもなら こんなことしないはずなのに。 それでも私は夢中になって携帯を探し続けた。
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!

210人が本棚に入れています
本棚に追加