第一章

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「ここももうじきなくなるのか……。」 須礼 幸男(すれい ゆきお)は幼い頃よく遊んだ公園の前で呟いた。公園の入り口には、ここを工事してマンションを建てる旨を書いた看板がある。それを見て呟いたのだ。 「……さて、買い物行かないとな。電球切れてたし。」 そういって幸男は公園から離れた。
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