第一章

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それから約30分。あるいはもう少し経っただろうか。例の公園の前を、今度は買い物袋を持った幸男が通りかかる。 時刻は5時を過ぎたあたりだが、季節がもうじき冬であるためか既に暗くなり始めており、遊ぶ子供たちはもういない。子供たちはいないが……
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