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「うん、それよりこのFinal Stageってやつ私の友達にもけっこうきてたみたいだよ」
それから程なくして7時になった。
「おっ、いよいよ始まるぞ」
『♪~♪~♪』
まるで野球中継が始まるような音楽でNBCテレビのアナウンサー松原瑞穂が映った。
何かスタッフの人と話しをしていたようだがすぐにこちらのほうを見て話し始めた。
『今晩は、私はこのFinal Stageの説明役を担当する松原瑞穂です。
まずは突然そのような招待券を送らさせてもらった方に謝罪をしたいと思います。
誠に申し訳ありませんでした。
ではゲーム内容についての説明の前にいったいどれくらいの人にこの招待券を送ったのかを発表したいと思います』
俺はその人数にちょっと興味があった。
俺のクラスだけでも4、5人いてさらにアンナのクラスにも同じくらいいる。
俺は次の言葉に度肝を抜かれた。
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