~逆トリップ~

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チュンチュン… そんな風に小鳥が鳴く声で朝を迎える…はずもなく、煩い目覚まし時計の音が響くだけである ぴぴぴぴぴぴぴぴぴ… 秋「…うるさい!」 ドゴッ 秋「💤…」 ピーンポーン 秋「………」 ピーンポーンピーンポーンピーンポーンピンポンピンポンピピピピピピポーンピーンポーンピ… 秋「うるせぇぇぇぇ!!」ドタドタドタ… 秋「今、寝てる最中だったのに…人の安眠邪魔しやがって…」 そんなふうにぶつぶつ言いながら玄関に出ると ガチャ 秋「新聞ならいりませんよ~」 外に居たのは… 神「こんにちは♪」 秋「…誰ですか?」 神「えっ!?忘れるなんて酷い!神様だよ!か・み・さ・ま!」 秋「…で?神様が此処に来た理由は何ですか?」 神「だーかーらー前言ったよね?あの人達を送るって!」 秋「あっ!…あの人達って誰なの?」 神様はニッコリ笑うと、これっ!とたくさん積み重なっている“人”を指差した。 秋「……ええええええええ!!」 神「うるさっ!」 秋「えっ!?な、な、何でひ、ひ、人が倒れてるの!?つかこの人達誰!?」 神「アハハッ予想以上の反応だね!」 …そういった神の顔はいたずらが成功した子供みたいな顔だった…
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