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そんなこんなで一年
ジンは銀星花の一番隊隊長になった
ジン(今日は二人共午前に用があるって言ってたな)
未だに頑張って特訓を続けているジン
訓練室で一人訓練中、休憩をしていた
ガチャ
扉の開く音に振り返ると十歳位の男の子がいた
「入って良い?」
男の子に言われて頷く
ジン(何でこんなところに子供が?)
不思議に思ったので観察してみた
銀髪、黒目
整った顔立ち
ジン(知らないな)
「今ね…」
考えていると男の子に話しかけられた
ジン「ん?」
「今ね、パパ達と鬼ごっこしてるんだ、でも、すぐに捕まっちゃうから上手く隠れないといけないんだ」
男の子は言った
ジン(それはかくれんぼじゃ無いのか?)
そう思ったがあえて訂正はしなかった
「お兄さんは何してるの?」
ジン「訓練だな」
普通に会話をしていた
バァンッ
大きな音に、みると扉のあった場所には雷帝
ジン「雷帝?」
「パパ!!見つかっちゃった!」
咄嗟にジンの後ろに隠れた男の子
雷帝「あれ?冷刃?まぁいいや、捕まえちゃうぞ~」
ジンを無視して、男の子を捕まえようとする
ギュッと服を握られて、何でか助けたくなった
ジン「鬼ごっこ、だったよな、おいで…【転移】」
雷帝に捕まってしまうまえに男の子を連れて転移した
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