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ジン、二十四歳
この年は人魔大戦争が起きた年だ
ジン「そんなこと認められるわけないだろ!!」
金華月のみが戦場に出るという作戦
ジンには認められるわけがなかった
雷帝「しょうがないだろ~銀星花も人数集まってないし…俺達が出て、数を減らして、その間に戦力を揃える」
炎帝「それが最善策だ」
ジン「だったら、俺も行く!」
雷帝「冷刃…お前は隊長でしょうが…」
ジン「だけど!!…………アンタラが居なくなったら…あの子は………」
俺と同じような思いはさせたくなかった…
炎帝「だから、死なない」
静かだが、決意を宿した言葉…
雷帝「あの子にも、お前にも、ちゃんと…ただいまって言ってやるよ」
ジン「……………絶対だぜ?」
頷く二人
いつの間にか、この二人もジンの『今』に必要な存在になっていた
あるのは…信頼
ジンは二人を信じて、自分のやるべきことをする
ジン(隊員集めはハルに任せて、俺は他からくる魔物の処理だ!)
攻めてくる魔物の他に、元々いた魔物まで興奮して街に入って来ていた
ジンはそれらの魔物を殲滅する
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