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ルカは首を捻って言う。
「え?そうなの?」
ライルは力強く頷いて言う。
「そうだよ。だから俺はお前を護るって決めたんだし。」
そう言って2人は教室に入り席に着く。
2人が教室に入ったのと同時にザワザワと数人が話をするのが聞こえた。
ルカは俯いたままライルに手を引かれ席に着く。
席に着いて直ぐだった。
2~3人の女生徒がライルに話しかけライルは頷いてルカにちょっと出てくると言い置いて廊下に出て行った。
ライルが出て行くと直ぐだった。
ルカの机の周りに結構な人数の人垣が出来た。
「え?何?」
ルカは不安そうに周囲を見渡した。
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