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「な･･････ｷﾙﾘｱ様ともあろうかたがそんなつまらない子供に何の魅力を･･･････」
そう言い掛けた兵士長をｻﾞﾝｶﾞﾙは睨みつけて言う。
「兵士長だか何だか知らないけどな。ﾙｶを馬鹿にするなよ？」
ｻﾞﾝｶﾞﾙの周囲にﾊﾞﾁﾊﾞﾁと放電が起こる。
「う！」
驚く兵士長にﾙｶはｻﾞﾝｶﾞﾙを見つめて首を傾げるようにして言う。
「ｻﾞﾝｶﾞﾙ･････ﾀﾞﾒだよ？」
ｻﾞﾝｶﾞﾙは途端に放電を消してﾙｶに抱きつく。
「だってよー。ﾙｶの事悪く言うんだぜ？俺。哀しいよ？」
ﾙｶは微笑んでﾖｼﾖｼとｻﾞﾝｶﾞﾙの頭を撫でる。
ｷﾙﾘｱははあ･･････と大きくため息をつきﾗｲﾙは不機嫌そうに眉を寄せる。
ｻﾞﾝｶﾞﾙは嬉しそうにﾙｶに頭を撫でてもらっている。
ｷﾙﾘｱは不機嫌そうにｻﾞﾝｶﾞﾙの首根っこを掴むとﾙｶから引き剥がし言う。
「いつまで甘えてるんですか。忙しいんですからね。」
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