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そう声が聞こえた途端に周囲から闘技場内に魔物が入ってきた。
ルカは顔色を変えた。
「まさか・・・・・これを全部倒せって言うの?」
ルカは周囲を見渡す。
無数の魔物が詰め寄ってくる。
魔物達は薬でも盛られてるのか瞳が正気じゃなかった。
ルカは泣きそうな表情で周囲を見つめる。
3人は顔を見合わせる。
そして頷き合うとライルが言う。
「ルカ。歌って止めれば良い。だろ?」
ルカは嬉しそうに言う。
「良いの?」
「それが被害を出さずに抑えられる唯一の方法だろう。頼むよ。ルカ?」
キルリアの言葉に嬉しそうに頷くと皆よりも1歩前に出る。
すると周囲の貴族達にざわめきが起きた。
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