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翌朝。
ルカはシャツに短めのスカートとスパッツというシンプル且つ動きやすい格好で・・・・・・・・ライルの腕の中にいた。
「僕・・・・・良いのかな。」
不安そうにルカは言う。
又も鬘を被ってルカは不安そうにライルを見つめる。
「大丈夫。教室に入って鬘を外せば良いんだよ。
教室の皆は判ってくれるよ?
きっとね。」
「そう?」
「そうそう。気にしないよ?」
ザンガルも笑顔で言う。
キルリアも笑顔でルカを見つめる。
そしては!と思い出したようにライルに向かって言う。
「ああ。そだ。ライル。」
「ん?」
頭を掻きながらキルリアは言う。
「お前さ。ルカを可愛がるのは良いけどさ。後付け過ぎ。」
そう言ってルカの首にバンダナを巻く。
ルカはその途端真っ赤になる。
「ああ。悪い。」
ライルも少し頬を赤くして言う。
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