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少しして漸くキルリアが言う。
「それ。ほんとですか?」
「まじ?」
ルカは顔を赤らめたまま頷く。
「うん。僕はねパパの後を継ぐ為には多くのエネルギーが必要なの。
命を生み出すのって大変なんだよ?
だから僕・・・・・・・・」
キルリアはため息をついて言う。
「判った。だがルカ?慌てる必要はないだろ?
お前の父も100年は大丈夫と言った。
そしてお前は経験を積む為に学園にいる。
だからゆっくり集めればいいのではないのか?
あせるな。ルカ。」
ルカはキルリアの顔を見つめて頷いた。
キルリアは微笑んでルカの頭を撫でる。
ザンガルも嬉しそうにルカを見つめる。
「では。我々は3年の校舎に向かう。何かあれば心を繋げれば何時でもお前の元に飛ぶ。
良いな?ルカ。」
ルカはキルリアの言葉に微笑んで頷いた。
「うん。判った。」
4人はそこで別れた。
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