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笑顔で言うｷﾙﾘｱにｻﾞﾝｶﾞﾙは嫌そうに言う。
「やっぱりお前。確信犯かよ。全く。本当に何もかも計算の上でやるかよ。」
そう言ってｻﾞﾝｶﾞﾙは大きく顔を歪めるがｷﾙﾘｱは笑顔を崩さない。
「何を言われるんですかね。貴方は。」
そう言ってｷﾙﾘｱはｸｽｸｽと笑いながら言う。
「我等が取る行動は、ﾙｶに取って何が最善かを考えて行動するのが当然でしょう？」
ｷﾙﾘｱの言葉にｻﾞﾝｶﾞﾙは呆れたような表情を浮かべた後で笑い出した。
「ははははは。違いない。確かにそうだ。」
そう言ってｻﾞﾝｶﾞﾙは笑顔になってｷﾙﾘｱを見る。
「では。我等のやる事は、まず生徒会として被害の確認。
学園長への報告。
全校生徒への連絡は学園長に依頼しますので、貴方は状況の確認をお願いします。
貴方の得意分野でしょう？」
ｷﾙﾘｱの言葉にｻﾞﾝｶﾞﾙはﾆﾔﾘ･････と笑うと言う。
「任せな。」
そう言った瞬間ｻﾞﾝｶﾞﾙの姿は消えた。
ｷﾙﾘｱはｸｽｸｽ笑うと言う。
「流石。雷の属性は速いですね。さてと･････では。私も行きますか。」
その瞬間、ｷﾙﾘｱは転移して消えた。
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